MODULE 02 · 03
考えてから、 役割を確かめる
答えを読む前に、構成図と問いを見て考えてみてください。サービスの役割を混同していないか、3つの問いで確かめます。
問い → 図 → 自分の判断 → 答えと理由、の順に読みます。
QUESTION 01
2台にすれば、 偏りはなくなる?
EC2を追加しました。利用者の接続先を変えずに、2台で処理を分担できるでしょうか?
- 台数が増えれば、自動的に均等になる
- リクエストを振り分ける仕組みが必要
答えと理由を確認する
振り分ける仕組みが 必要です。
ELBを共通の入口にし、複数のEC2へ分散します。台数の追加はAuto Scalingの役割、送る先を決めるのはELBの役割です。
QUESTION 02
CPUが上がった。 誰が台数を変える?
CloudWatchで状態を観測できました。設定したポリシーに従ってEC2を増減するのは、どのサービスでしょうか?
- CloudWatch
- EC2 Auto Scaling
- ELB
答えと理由を確認する
EC2 Auto Scalingが 台数を調整します。
CloudWatchはメトリクスとアラームを提供します。Auto Scalingはそれらを用い、ポリシーに沿ってEC2の台数を増減します。ELBは、リクエストを分散します。
台数が変わると負荷も変化します。その状態を再び観測することで、制御が続きます。
QUESTION 03
新しいEC2は、 すぐ受付できる?
Auto Scalingが新しいEC2を起動しました。何を確かめれば、処理を任せられるでしょうか?
- 起動すれば、その瞬間から同じ量を処理できる
- アプリの準備と、受付できる状態を確かめる
答えと理由を確認する
起動・準備・連携を 考えます。
Auto ScalingグループとELBを連携させれば、追加したEC2は自動でターゲット登録されます。ELBはヘルスチェックで状態を確認し、通常は正常なターゲットへ送ります。
起動とウォームアップには時間が必要です。ウォームアップはスケーリング判断で新しいEC2を扱うための時間で、ELBのヘルスチェックとは別の仕組みです。
図を見ずに、 3つの役割を言える?
状態を観測する。台数を変える。リクエストを分ける。それぞれがどのサービスか、もう一度説明してみてください。
役割を短く確認する
CloudWatchは観測。EC2 Auto Scalingは増減。ELBは分散。1つのサービスだけで3つすべてを担当するわけではありません。
増減には、 条件がある
学習用の設定例は、最小2台・希望2台・最大6台、平均CPUの目標50%です。台数の増減はポリシーと上下限に従い、起動・ウォームアップには時間がかかります。CPUが上がった瞬間に、必ず台数が増えるという意味ではありません。
確認したAWS公式資料
2026年10月6日に確認。Module 2のトランスクリプトをもとに再編集しています。図は概念図で、VPC・AZ・セキュリティ設定などは省略しています。